令和3年度農林⽔産省農⼭漁村振興交付⾦事業「⼈材発掘事業」 (実施主体:(⼀社)全国農協観光協会)

あぐトリとは
ー ABOUT AGTORI ー
(一社)全国農協観光協会が提案する「あぐトリ」(※)とは、農業などを通じて「地域」の⽣活を体感し、移住を含めその土地に関わって⽣きていくきっかけを作る短期研修プログラムです。
研修先は、農林⽔産省などと協働している 「スマート定住条件強化型モデル地区」を中心に全国10か所(予定)。地域課題に真剣に向き合い、ICTの活用など⽣活利便性の向上に取り組んでいることが特徴です。
研修では、地域の主要産業である農業(一次産業)と地域の社会課題に向き合います。「移住はしたいけれど、知らない地域にいきなり住むのは不安」「農業に興味があるが、何からすればいいのかわからない」そんな⽅におすすめです。
あのサト、あのマチ、日本各地の気になる地域を選んで “お試し農業生活” を始めてみませんか?
※農林水産省の令和3年度農山漁村振興交付金(地域活性化対策(人材発掘事業))の一環として、一般社団法人全国農業観光協会が主体となって企画・実施

あぐトリの3つの
ポイント
ー 3 POINTS ー

旅費交通費・
宿泊費支給!
地域や農業の担い手減少という課題解決に国が全面支援する事業なので、研修先までの往復交通費、現地での宿泊費は全額支給!経済的な負担を大幅に減らして地域での生活をお試しできます!※
※往復交通費は最も合理的な経路で全国農協観光協会が算出した金額。宿泊費として1泊10,000円を支給

農家のリアルを
経験できる
プログラムの目玉は何といっても農業研修。農家さんと共に「日常の仕事」に取り組むので、「暮らし」のリアルなイメージが持てるはず。働くことを実感してもらうため手当※もついています。
※研修地域の最低賃金の半額×農業研修の時間を目安に支給

コーディネーターが
全⽇フォロー
宿から研修先への送迎、買い物や日々の相談など、担当スタッフ※が全日・全面的にサポートします(休暇は除く)。見知らぬ土地での生活の不安を取り除き、研修に集中できる環境を整えます。
※全国農協観光協会の職員または委託先スタッフ
研修の流れ
ー TRAINING FLOW ー
お申し込み後、10分から15分程度のオンライン面談のうえ研修先を決定します。
研修の流れは以下の3ステップ。
まずはプレセミナーを受講後、日本の農業を取り巻く環境など基礎的な知識を身につけます。
次にいよいよ現地での研修。研修地域により「農業経営者育成コース」と「関係人口創出コース」の二つのコースを用意しています(詳しくは各地域の情報をチェックしてください)。
研修終了後は、今後の地域との関わり方やキャリア選択について、全国農協観光協会によるフォローアップを行います(希望制)。
-
プレセミナー
プレセミナーでは、農村を取り巻く現状や将来性について第一人者から講義を受けます。また、日本農業検定テキストを利用し、日本農業の現状や基礎的な農業知識を学びます。希望者は後日「日本農業検定」を受験することも可能です。
-
- Aコース
-
農業(経営)者
育成コース農業経営者になるための準備を目的としたコースです。農業経営に欠かせない農業簿記、税務などの実践的な知識を身につけます。
〈地域課題研修〉
座学を中心として農業経営に必要な知識を習得します。講師は農業経営を支援してきた経験豊富なコンサルタントを予定しています。
〈農業研修〉
比較的大規模な農業経営体での研修を予定しています。農作業に従事しながら、営農に必要な技術や知識を実践的に学びます。
- Bコース
-
関係人口創出
コース他のなりわいを持ちながら農業にも携わり、関係人口として地域に中長期的に関わっていくことを目的としたコースです。
〈地域課題研修〉
鳥獣害対策や空き家調査、高齢者の健康づくりまで、地域の幅広い課題に、フィールドワークを交えながら取り組みます。
〈農業研修〉
中山間地などで、地形や地域の特色を生かした農業を学びます。研修を通じ、農業の多様さを肌で感じることを目指します。
-
フォローアップ
研修終了後は、希望に応じて全国農協観光協会による面談を実施します。ヒアリングを通じ、次のキャリアにつながるお手伝いをします。
受け入れ先に
ついて
ー ACCEPTABLE AREA ー
研修先は、経済産業省や農林⽔産省などと協働している
「スマート定住条件強化型モデル地区」を中心に全国10か所(予定)。
ほかの地域と⽐べ、地域課題に真剣に向き合い、
ICTの活用など⽣活利便性の向上に取り組んでいることがポイント。
そして何より地域の個性が際立っていることが特徴です。
-
中四国エリア
徳島県美波町・
高知県東洋町 -
温暖な気候に美しい海と山々が広がる四国南東部。有機JAS認証取得のトマト農家や元会社員のポンカン農家、そして持続可能な森林保全活動に取り組む企業のもと自然の恵みを活用した幅広い研修に取り組めます。※満員につき受付終了※
- 九州エリア 鹿児島県大崎町
-
大規模農場での大根やキャベツの収穫体験と、就農経験のない方も取り組みやすいピーマンの施設園芸の両方が体験でき、自分に合った就農の形を検討することができます。※満員につき受付終了※
- 東北エリア 山形県鶴岡市
-
今では極めて貴重な焼き畑で、在来野菜の収穫を中心とした研修を行います。林業体験も予定しており、中山間地でのなりわいの中心である農業と林業を同時に学べます。※受付終了※
- 東北エリア 福島県西会津町
-
米食味分析コンクールで日本一の「金賞」を受賞した米や、土づくりにこだわった「西会津ミネラル野菜」など、特色ある農業の町で収穫や調整作業を体験する予定です。※満員につき受付終了※
- 東海エリア 三重県多気町
-
白菜の収穫作業からキムチ加工まで、6次産業化に取り組む法人の元で研修予定。江戸時代から続く農業遺産の水路維持、味噌づくりといった集落生活も体験する予定です。※受付終了※
-
近畿エリア
京都府京丹後市
宇川地区 -
おせち料理に欠かせない京野菜・海老芋の出荷調整を中心に研修を行います。地域の空き家の調査を通して、空き家問題の解決に向けたワークにも取り組む予定です。※受付終了※
- 近畿エリア 兵庫県上郡町
-
農業法人の元で季節に応じた農作業を中心に研修を行います。住民との対話や交流を通し、地域課題を幅広く学び、解決策を検討していくワークにも取り組む予定です。※受付終了※
- 中四国エリア 高知県四万十町
-
四万十川にほど近い霧の町・四万十町窪川で土地の恵みを生かしたショウガの収穫に取り組みます。地域の課題解決に取り組む研修も予定しています。※受付終了※
- 北海道エリア 岩見沢市
-
ブドウを生産し、醸造するワイナリーと大豆農家の元で研修予定。主に収穫後の片付け作業、冬支度の作業と大豆の調整作業、コンバインの清掃などを予定しています。※受付終了※
- 北海道エリア 旭川市西神楽地区
-
完熟トマトで人気の農家を始め、さまざまな業態で営農する農家の元で研修を行います。収穫作業を学べるだけでなく、移住や就農に関する悩みごとも相談できます。※受付終了※
- 東北エリア 宮城県七ヶ宿町
-
農業法人のもとで肥料散布や電気柵の取り外し作業に取り組みます。そば打ちや良質な粘土を使った陶器作りのほか、地域の歴史を学ぶ研修も予定しています。
※受付終了※
募集概要
ー REQUIREMENTS ー
- 対象者
-
60歳未満の、将来的に農業をはじめ一次産業に関わりたいと考える方で、3大都市圏内の都市地域(※)、政令指定都市にお住まいの方ならどなたでも応募可能です。
なお、研修の全日程に参加できることが必須です。※詳しくはお問い合わせください。
- 特に求める年齢
-
特に1970年~1983年生まれのいわゆる「第一次就職氷河期」を経験した方におすすめです。
- その他
-
応募についての不明点は事務局にお問い合わせください。
注意事項
ー NOTES ー
- 研修費用について
-
本研修に参加するための費用(研修参加費)は無料です。
- 旅費交通費について
-
研修参加者の現住所から研修参加地の最寄りの駅、空港等に移動するための旅費交通費は、最も合理的な経路で全国農協観光協会が算出した金額を支払います。
- 宿泊費について
-
宿泊費は研修1泊につき10,000円を宿泊手当として支払います。
- 研修手当について
-
農業研修(概ね5日間)については、最低賃金の半額に研修時間を乗じた額を目安として、研修手当を支払います。
- 宿泊先について
-
指定する施設での宿泊となります。なお、新型コロナ感染拡大防止の観点から各宿泊施設でも十分な注意を払います。研修・宿泊時は手指の消毒、手洗いの励行、マスクの着用をお願いします。
よくあるご質問
ー Q&A ー
-
Q 宿泊時は他の参加者と相部屋ですか。
A宿泊先はホテルや民宿など研修地域によってさまざまですので、施設によっては相部屋となる可能性もあります。ソーシャルディスタンスを保ち、通常より広く利用できるようにするなど、新型コロナ感染拡大防止につとめます。
-
Q 複数の研修に参加することは可能ですか。
A可能です。ただし、全ての研修の全日程に参加できることが前提になります。
-
Q どういった服装で参加したらいいですか。
A基本的には農作業を行いますので、
① 動きやすく汚れてもよい服装
② 手袋(軍手よりは農業用手袋が好ましいです)
③ 長靴
を、持参してください。研修先によっては貸出可能なものもありますが、原則ご自身で用意してください。研修先によっては細かく指定されることもありますので、参加前に十分確認してください。
お問い合わせ
ー INQUIRY ー
お問い合わせ先
一般社団法人全国農協観光協会
agtori.znk@gmail.com